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フォロー・ミー(原題:FOLLOW ME!/THE PUBLIC EYE
   監 督 :キャロル・リード
   出 演 :ミア、ファロー、トポル、
   ジャンル:ラブロマンス
   1972年  イギリス



 
注)以下、ネタバレだらけです! 

【あらすじ】
 イギリスの上流階級・公認会計士チャールズは、自由に生きてきたアメリカ人ベリンダ(ミア・ファロー)と結婚していますが、夫婦はうまく行っていません。
 断りなしに外出を繰り返すベリンダの浮気を疑ったチャールズはついに探偵ジュリアン(トポル)を雇い妻の素行調査を依頼するのです。
 
 ロンドンの街中をさまようベリンダをバレバレで尾行するジュリアンは、いつしかベリンダと不思議な友情で結ばれます。
 しかし、ベリンダがまだチャールズを愛していると分かったジュリアンは一計を案じます。
 ベリンダとチャールズをチャールズの事務所に呼び出し、ベリンダには一言もしゃべらせず、チャールズに自分がしてきたように、10日間一切口を利かないで彼女の後ろ15メートルをつけるように説得するのです。
 ジュリアンが尾行する時に着ていた、マカロンがポケットに入れてあるコートと帽子をチャールズに渡して…。

 

【感想】
 DVDが始まったとたんに流れる主題歌「フォロー・ミー」を聞いたら、あの頃の記憶がよみがえります。

 この映画は映画館で観たんだっけ?
 あの頃一番印象に残ったのは「先に手を出した者が勝ちなんだな〜!」って事だったかな。
 若い頃観ましたからね、探偵がとてもいい男でかわいそうに思えたんです。

 この映画は外国ではそうでもなかったのに、日本ではうけたという不思議な映画です。
 映画関係者にもファンが多いようです。

 何か日本人の琴線に触れるものをもっているのでしょう。
 哀愁をおびた独特の主題歌もいいです。 



ベリンダはロンドンをさまよい歩く





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